オスロ・リュッゲ空港

Oslo Rygge-Moss Airport
http://www.en.ryg.no/


オスロから約60km、もはやモス地方という別の地方にある空港です。
他のSecondary Airportもそうですが、この空港を突然「オスロ・リュッゲ」と呼び始めたライアンエアに、現地の住民もさぞ驚いたことだろうと思います。
元々はノルウェー軍の空港で、今でも軍民共用の空港として運用されています。
オスロ市内からフライトに合わせてシャトルバスが出ていますので、移動時間の長ささえ気にしなければ、スムーズに利用できると思います。

設備


最初からLCC専用として作られた空港なので、小さい免税店、カフェ等以外は何もありません。お土産はオスロ市内で買っておきましょう。

アクセス

基本はバスがお勧めですが、電車+シャトルバスも利用できます。
・バス
オスロバスターミナル~空港間に2社のバスが走っています。
料金はどちらも150NOK(18ユーロ)です。
Rygge Ekspressen
最もメジャーなバスです。フライトの時間に合わせてバスが走っており、オスロ→空港はフライトの3時間前、 空港→オスロはフライトの40分後に出発します。
Aerobuss
フライト時間とは関係なく、独自のタイムテーブルで運行しています。
何らかの事情で(空港での滞在時間を確保したい、または上のEkspressenバスに乗り遅れた)などの場合に使えば良いでしょう。
・電車
ノルウェー国鉄が、オスロ中央駅~リュッゲ駅(電車)+リュッゲ駅~空港(シャトルバス)のコンビネーションチケットを販売しています。値段は151NOKで、バスと変わりません。
NSB - Airport by Train
オスロを通過して別の場所に電車で移動する場合には、リュッゲ駅まで電車で行けるので楽だと思います。

宿泊

・ホテル
オスロ市内での宿泊をお勧めします。
空港周辺にホテルは無く、近くのMossの町のホテルに泊まると、空港~Moss間のタクシー代がかかります。物価の高いノルウェーでLCCを使いながらタクを使うほどバカバカしいことはないので、結論としては宿泊はお勧めしません。
一応、最も空港に近いホテルを1つ挙げておきます。
Marche Rygge Vest Airport Hotel
スイスのメーベンピックグループが運営するシティホテルです。
空港から7km程度、タクシー代は150NOK程度です。
・野宿
北欧の空港で野宿なんて、と思ってしまいますが、意外にも野宿者からの評価が高い空港です。
全てのベンチに肘掛が無く、材質もメタルではなくウッドなので寝やすく、また無料Wifi、無料の電源が用意されており、時間を潰すこともできます。(ただし電源は数が少ないので早いもの勝ちです)
夜間も空調が切れることは無く、大掛かりな清掃もないので、朝まで非常に静かです。
快適なあまり、別に早朝のフライトじゃないのにホテル代を浮かせるために野宿し、昼まで寝ている人も見かけます。
ただ、時期に関わらず夜間はやはり冷えるので、暖かい服装で臨みましょう。

場所



大きな地図で見る